性格スタイル
マゾヒスティック(自虐的)
自己犠牲と、自分の欲求の扱いにくさ
十字架を背負う人
苦しむからこそ、私は愛されるに値する。
この臨床的な用法では、この言葉は性的なこととは何の関係もありません。自虐的スタイルとは、自分を犠牲にして他人の世話をし、喜びや成功に罪悪感を覚え、自分が耐えていることにいつか気づいてもらえるという望みを抱いて、耐え続ける習慣のことです。自分の欲求を主張するのが苦手だからといって、他の誰かからひどい扱いを受けることの責任がその人にある、ということには決してなりません。
以下は、このスタイル一般についてよく述べられる傾向です。あなた自身について述べたものではありません。
- 特徴的な感情
- 悲しみ、罪悪感、口に出されない恨み。
- 内的葛藤
- 自分の欲求と、関係を保つことのあいだ。
- 中核にある恐れ
- わがままだと見られること、拒絶されること、ひとり取り残されること。
- 対処のしかた
- 責めを自分で引き受けること(取り入れ)。怒りを自分自身に向けること。耐えることを、自分が善い人間である証しとみなすこと(道徳化)。
- 自尊心の源
- 必要とされること、人のために苦労に耐えること、道徳的に正しい側にいること。
- 周囲の人が受けやすい印象
- 周囲の人は、はじめは同情と助けたい気持ちを抱き、その後、助けが断られると(「はい、でも…」)、もどかしさを感じることがよくあります。
- 強み
- 義理堅さ、粘り強さ、本物の共感力。家族やチームをひとつにまとめている人であることがよくあります。
- 妨げになるところ
- 疲れ果てることと、内に秘めた恨み。助けや喜びを受け取ることが苦手です。自分の幸せが、ひっそりと損なわれていきます。
- 性に合いやすい仕事
- 対人援助の仕事、ボランティア、負担の大きい福祉の仕事に就いていることがよくあります。
- ストレスが長く続くと起こりうること
- ストレスが長く続くと、疲れ果ててしまうことや、自分を傷つける関係や仕事に長くとどまりすぎることがあります。
- 親密な関係では
- 与えるよりも多くを受け取るパートナーと一緒になることがよくあります。その人の欲求に気づき、お返しをしてくれる相手となら、関係はうまくいきやすくなります。
- 似た特徴を持つ架空の人物
- ドビー、おしん、本田透。
考えてみたい問い
頼んでもわがままにはならないとしたら、何を頼みたいですか。
今週、気にかけてみること
今週、「はい、でも」と付け加えずに受け取る、助けの申し出をひとつ。