性格スタイル
自己愛性
評価への敏感さ
鏡の国の王様
一番でなければ、無に等しい。
自己愛性スタイルの中心にあるのは、自尊心と、それを安定させているものです。人から認められること、成果をあげること、他の人との比較が、大きな重みを持ちます。批判や、あるいはごく平均的な結果だけでも、恥や空虚感が生じることがあります。程度はさまざまで、その多くはごくふつうのものです。一方の端には健全な向上心があり、もう一方の端には、承認へのつらいほどの依存があります。この説明にあてはまるからといって、パーソナリティ障害であるという意味ではありません。
以下は、このスタイル一般についてよく述べられる傾向です。あなた自身について述べたものではありません。
- 特徴的な感情
- 恥と羨望。調子のよい日には、誇りと高揚感。
- 内的葛藤
- 自分は特別だという感覚と、自分には価値がないという感覚のあいだ。
- 中核にある恐れ
- 平凡であること、恥をかかされること、力不足だと見抜かれること。
- 対処のしかた
- 自分や他人を理想化したり、その価値を下げて見たりすること。恥から身を守るための完璧主義。
- 自尊心の源
- 成果、人からの承認、比較したときに自分が上回っていること。
- 周囲の人が受けやすい印象
- はじめは称賛されることがよくあります。時間がたつにつれて、身近な人は、評価の目で見られている、あるいは何を与えてくれるかで主に価値を測られていると感じることがあります。
- 強み
- 向上心、高い基準、そして考えを伝えて人を鼓舞する力。
- 妨げになるところ
- 批判から学ぶことが難しい場合があります。「これで十分」と思うことや、休むことを、自分に許しにくくなります。他の人のことも物差しで測ってしまうと、親密さが損なわれることがあります。
- 性に合いやすい仕事
- 成果が人目にとまる、目立つ競争的な役割に惹かれることがよくあります。たとえばビジネス、政治、舞台や芸能、人前に出る創作活動など。
- ストレスが長く続くと起こりうること
- 失敗や批判、加齢は自尊心に大きな打撃となることがあり、沈んだ空虚な気分や、健康へのとらわれにつながる場合があります。
- 親密な関係では
- 自分を称賛し、支えてくれるパートナーに惹かれることがよくあります。パートナーを観客としてではなく、ひとりの独立した人として見られるとき、関係はうまくいきやすくなります。
- 似た特徴を持つ架空の人物
- トニー・スターク、海馬瀬人、エンデヴァー。
考えてみたい問い
結果が完璧でないときや、誰にもほめられないとき、自分への敬意を保つ助けになるものは何ですか。
今週、気にかけてみること
自分を誰かと比べている瞬間をひとつ。その直前に、何を感じていましたか。