性格は、対処のしかた
ナンシー・マックウィリアムズの精神分析的モデルでは、性格は症状の集まりとしてではなく、世界に適応するためのその人なりの戦略として理解されます。このテストは障害を探すものではありません。あなたが不安にどう対処し、自尊心をどう守り、人との関係をどう築くようになってきたかを示します。
スコアの読み方
- 表れていない
- スコア3.5未満説明にあてはまる回答はわずかです。参考として表示しており、他の人を理解する助けになるかもしれません。
- 中程度
- スコア3.5以上6.5未満説明にあてはまる回答がいくつかあります。なじみのある部分とそうでない部分を見てみる価値があります。
- 顕著
- スコア6.5以上8.5未満多くの回答があてはまります。この説明は、少なくとも一部の状況で、習慣的な対処のしかたにあてはまるかもしれません。
- 優勢
- スコア8.5以上ほとんどの回答が説明にあてはまります。ほとんどの状況での習慣的な対処のしかたを反映しているかもしれません。
スコアは、7つの項目にどの程度あてはまると答えたかの平均を、0〜10に換算したものです。4つの区分は、このプロジェクトが定めた区切りであり、臨床的な水準ではありません。この質問票は、パーソナリティの組織化の水準を評価するものではありません。
9つの性格スタイル
どのスタイルも、不安を扱い、自尊心を守り、人とのつながりを保つためのひとつの方法です。たいていの人は、いくつかのスタイルをあわせ持っています。
評価への敏感さ
鏡の国の王様
一番でなければ、無に等しい。
自己愛性スタイルの中心にあるのは、自尊心と、それを安定させているものです。人から認められること、成果をあげること、他の人との比較が、大きな重みを持ちます。批判や、あるいはごく平均的な結果だけでも、恥や空虚感が生じることがあります。程度はさまざまで、その多くはごくふつうのものです。一方の端には健全な向上心があり、もう一方の端には、承認へのつらいほどの依存があります。この説明にあてはまるからといって、パーソナリティ障害であるという意味ではありません。
詳しい説明を読む距離と、内なる空間を必要とすること
孤高の賢者
ひとりだからこそ、自由でいられる。
シゾイド・スタイルの中心には、親密さを求める気持ちと、自分の自律性を守る必要とのあいだの緊張があります。このスタイルにあてはまる人は、豊かな内面世界を持っていることが多く、踏み込まれることや刺激の多すぎる状況に敏感なため、人との接触が負担になりすぎると一歩引きます。内向性や冷たさ、人への関心のなさと同じものではありません。
詳しい説明を読む秩序とコントロールを頼りにすること
生きた精密時計
我思う、ゆえに我感じず。
このスタイルは、考えること(強迫の「観念」の側面)と、行うこと(「行為」の側面)によって不快感に対処します。ルールや義務、基準が重んじられ、感情は遠ざけられて、理屈に置き換えられる傾向があります。これは性格スタイルであり、強迫症(OCD)と同じものではありません。ここでの一致は、強迫症を診断するものでも、予測するものでもありません。
詳しい説明を読む自己犠牲と、自分の欲求の扱いにくさ
十字架を背負う人
苦しむからこそ、私は愛されるに値する。
この臨床的な用法では、この言葉は性的なこととは何の関係もありません。自虐的スタイルとは、自分を犠牲にして他人の世話をし、喜びや成功に罪悪感を覚え、自分が耐えていることにいつか気づいてもらえるという望みを抱いて、耐え続ける習慣のことです。自分の欲求を主張するのが苦手だからといって、他の誰かからひどい扱いを受けることの責任がその人にある、ということには決してなりません。
詳しい説明を読む感情表現の豊かさと、反応を求める気持ち
舞台の花形
この世は舞台。ならば、主役は私のもの。
このスタイルは、感情表現と人とのふれあいを通して不安に対処します。感情はすばやく強く湧きあがり、温かさや生き生きとした様子が自然に表れます。見過ごされることや無力であることは、とりわけ耐えがたく感じられます。マックウィリアムズの日本語版では、このスタイルは「ヒステリー性(演技性)」と呼ばれています。日常の日本語では「ヒステリー」は人をけなす言葉になっているため、このサイトでは使わず、「演技性」と呼んでいます。
詳しい説明を読む警戒心と、信頼への慎重さ
地下壕の司令官
信じても、確かめよ。いっそ、信じるな。
パラノイド・スタイルの特徴は、隠れた動機や起こりうる脅威への敏感さです。信頼が育つには時間がかかり、あいまいな言葉は敵意として受け取られやすく、自分の中の受け入れがたい感情が、他の人のものとみなされることがあります(投影)。背景も大切です。警戒心は、裏切りや危険を実際に経験したことへの、もっともな反応である場合があります。
詳しい説明を読む自己批判と、喪失への敏感さ
割れた花瓶
何かがうまくいかなかったなら、それは私のせいだ。
抑うつ性スタイルは、責めや怒りを自分の内側に向けます。罪悪感を抱きやすく、他の人の欲求が優先され、喪失や拒絶が深くこたえます。これは性格スタイルであり、うつ病と同じものではありません。マックウィリアムズは、これと対をなす躁的なあり方についても述べています。そこでは、人はつらい感情から逃れて、絶え間ない活動へと向かいます。この質問票の項目のうち1つは、その側面を反映しています。
詳しい説明を読むストレスのもとで、体験から一歩離れること
砕け散った鏡
現実のスイッチは、切ることができる。
解離的な体験には、幅広いものが含まれます。一方の端にあるのは、空想にふけること、深く没入すること、自動操縦のように物事をこなすことといった、よくある体験です。その先には、自分自身や周囲から切り離されたように感じることや、記憶の抜け落ちがあります。この質問票では、これらを区別することはできず、その原因が何であるかを示すこともできません。
詳しい説明を読むテストの流れ
最初から最後まで約12分。
答える
63の項目を「まったくあてはまらない」から「非常にあてはまる」までで評価します。回答は進めるごとにブラウザに保存されるので、途中で中断できます。
採点する
9つのスタイルそれぞれに、7つの項目にもとづいて0から10までのスコアがつきます。
読む
チャート、順位つきのまとめ、すべてのスタイルの詳しい説明を、保存しておける自分専用のリンクで受け取れます。